ホテル紹介Introduction
南投|熊麋鹿了幸福手作民宿 至る所にちりばめられたクマとシカに心躍らせて
本当に道に迷ってしまった。民宿が立ち並ぶ桃米村の道端には数々の看板が立て掛けてあるが、その中に私たちが目指す目的地の案内は見受けられない。中国語で「迷子のクマさん」と同じ発音の名前が付けられた民宿「熊糜鹿了」は、あえて分かりやすい案内を設置していないという。草木が生い茂るのどかな小道を行ったり来たりしながら、私たちはやっとのことでピンクの可愛らしい建物を見つけた。
漫画の中から飛び出してきたようなオーナー
外壁がピンク色に塗られた三角屋根の民宿は、広々としていて明るく、そしてとても暖かい。甘くてファンシーな雰囲気が溢れる室内にはシナモンの香りが漂い、乙女心は一層くすぐられる。柔らかい色で塗装された木製の書棚に並べられた可愛らしい小物の数々。そしてこの民宿の主役であるクマとシカはあちこちに散りばめられている。腕相撲をしているクマとシカや、特別にデザインしたという角が生えたシロクマなど、一匹一匹が優しい笑顔を浮かべて出迎えてくれる。
童話の世界に迷い込んだかのようなこの民宿が、実は2人の男性オーナーによって手掛けられたと聞いて驚くだろうか。でも、JerryもEthanもまるで少女漫画から飛び出してきたような爽やかさで、常に優しい微笑みを湛えている。Jerryはあの「カードキャプターさくら」に出てくる「雪兎さん」(中国語で「兔兔哥」)と周りから呼ばれているほどだ。
彼らが準備してくれたアフタヌーンティー。自分の好きなティーカップを選べるというから心躍る。おいしい紅茶と手作りのクッキーはいつでも好きな時にどうぞ。事前に予約すれば、2人とお菓子の手作り体験もできるという。ぜひ可愛らしいエプロンに身を包み、ファンシーなキッチンで甘く芳醇な香りのクッキーを焼くのを楽しんでほしい。
乙女のための夢の豪邸
ここは乙女たちのために用意された夢の豪邸だ。黄金に光り輝くような豪華さではなく、甘さとやさしさを惜しみなく詰め込んだ贅沢を心ゆくまで味わうことができる。1階の共有スペースでは、ラベンダー色のソファに人間の大人と同じくらいのクマさんが腰かけている。天井には雲や蝶、ハートの形にカットされた板があしらわれ、見る者の心を弾ませる。
それぞれの客室は、異なるパステルカラーで壁が塗られ、3階のティファニーブルーの部屋は一番人気だという。ダイヤモンドを模ったような天井にはキラキラのシャンデリアが吊り下げられている。1階の客室では、木製のドアに施された大きなクマとクマの手の彫刻が。まるで宿泊客とハイタッチするのを待っているかのようだ。各部屋には浴室と暖房が完備されているだけでなく、ベッドはなんとあのヒルトンと同じもの。心遣いが行き届いた部屋は甘い夢の旅へとあなたをいざなうだろう。
室内でも屋外でも楽しんで
夢から目覚めた朝、ベランダに出てみると、目の前には爽やかな芝生の庭が青空の下に広がっている。1階では2人が朝食を作っている最中。洋風の朝食か、それともチョコレートとバナナがトッピングされた甘いワッフルか、お好みで選ぶことができる。自家製ジャムが塗られたトーストと一緒に、温かい紅茶とコーヒーを召し上がれ。豊かな朝食で始まる幸せな一日の始まりだ。
朝食を済ませたら、敷地内にある3000坪もの庭園を散策してみよう。建物の裏には自然豊かな池や四季折々の景色が楽しめる散歩道、ハート型の人工池まである。池のそばにはバーベキューエリアもあり、子豚の丸焼きを注文することもできるんだとか。ここでの時間の流れは楽しさのあまりとても速く感じられるだろう。一歩足を踏み入れてから離れるまで、民宿「熊麋鹿了」はあなたを楽しませ続けること請け合いだ。
〒: |
南投県浦里町桃米里桃米路5-8号 |
预约号码: |
049-2919797 |
ファックス号码: |
- |
オフィシャルサイト: |
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総客室数: |
5部屋 |
宿泊料金: |
NT$3,200~NT$5,200 |