ホテル紹介Introduction

花蓮｜有熊的森林 クマがいる！森と湖に囲まれた温かな休暇 中央山脈と海岸山脈に囲まれた東部・花蓮の街、寿豊で車を走らせる。田畑の小道に隠れている自然豊かな雲山水園区。橋を越えると、白い雲に深緑の山そして湖が広がっており、ところどころに立つ白い小屋が自然の景色を彩っている。クマがいる森――池のほとりの自然に囲まれた風景の中で過ごす温かい休暇へとあなたをいざなう。 クマと一緒に過ごす休暇 風が吹き、一面に広がる草のじゅうたんを優しく揺らす。イギリスの衛兵の衣装を着たクマが早朝から門の前でお出迎えだ。木の扉を開けると、一匹、二匹、三匹…、並んでいるクマたちに誘われるように中へ進んでいくと広いリビングが。ここに来たら、クマたちと一緒に楽しもう！ 軽やかな音楽が聞こえてくると、大きな窓ガラスには湖が織りなす緑溢れる景色が目に飛び込んできた。心を落ち着かせて深呼吸。新鮮な空気が胸いっぱいに広がる。夜は草原であおむけになって星を眺めよう。鳥や虫の声はまるで自然が奏でる交響曲のようだ。 湖のほとりにある夢の場所 オーナーの曽さんは花蓮で兵役に就いていた時、すっかりこの場所のとりこになってしまった。山と湖ときれいな空気。将来は何が何でもここに小さな家を建てて生活しようと決めたという。外はヨーロッパ風の田園風景を参考に、客室には日本的な要素を取り入れた。友人の何さんは経営と広報を担当。花蓮という場所で彼らのおもてなしの心は森林の中にいるかのような居心地の良さを感じさせてくれる。 12軒の小屋には5つのタイプに分かれている。家族の場合は4人用の小屋に、2人の場合は小さめの小屋を選ぼう。各部屋にはタイワンツキノワグマや映画でおなじみのテッドなど、かわいらしいクマたちがソファにちょこんと座っていたりする。暖房機能を完備している浴室は、ヒノキの香りが漂っている。庭にはなんと露天風呂が。夜空の下でゆっくり湯舟に浸かれば疲れも吹き飛ぶだろう。 花蓮の食材を使った料理 チェックインを済ませると、可愛らしいクマのクッキーがテーブルに運ばれてきた。パンナコッタに地元のお土産「花蓮薯」なども一緒に出てくる。前もってコース料理を予約しておけば、ディナーでは花蓮の食材を使った料理が楽しめる。 朝になったら、広い草原を越えてロビーへ。レンコンの和え物やゴーヤの炒め物、肉じゃがに焼き鮭など、豊富な朝食が並べられている。温かなサツマイモが入ったお粥と一緒に食べれば、素敵な一日の始まりだ。風に吹かれながら、予約した自転車にまたがる。緑豊かな湖畔の景色と幽静さを楽しみながら、森の中でクマに抱かれているかのような温かさを感じた。