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壯圍張宅

宜蘭県壯圍鄉過嶺村過嶺路1巷36号


民宿外觀
民宿後院
大客廳
書房
民宿中庭
外觀
客廳
室外公用空間
雙人房
主人
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ホテル紹介Introduction

宜蘭|壮囲張宅 大自然と共に呼吸する場所 まっすぐな田舎道を進んでいくと、稲穂で黄金色に輝く水田に出会った。田んぼの隙間には農家が点々としている。車の窓ガラスを下ろして、宜蘭の田園風景を眺める。両脇では実を付けた稲穂が風でさわさわと揺れ、旅人の訪れを歓迎しているかのようだ。案内の通りに進むと、目的地にたどり着いた。大自然と一体になった民宿「壮囲張宅」は、稲の香りの中にたたずんでいる。 地元の伝統式古民家で味わう茶菓子 優しい笑みを浮かべたオーナーの張さんが下駄を履いて出迎えてくれた。石が敷かれた小道を歩きながら裏庭へ向かう。網戸を開けると、風と光が一緒に舞った。張さんとお世話係の方が準備してくれた茶菓子が運ばれてくる。普通のものとは違う、地元に古くから伝わる味だ。食器や食材も現地のものを使うというこだわりよう。キンカンを一口噛むと、甘酸っぱさが口に広がる。梅味の「李鹹ガオ」と呼ばれるお菓子は中にフルーツの砂糖漬けが入っていて、噛めば噛むほど風味が楽しめる。昔ながらのお菓子「麺茶」からは素朴な香りが漂う。サクサクとした歯ごたえの「椪餅」と一緒にいただくのが現地流だ。最後に温かいピーチティーを一口。胃も心も温まる。 著名な台湾の建築家、黄聲遠さんが設計を手掛けた壮囲張宅。最も代表的な宜蘭式建築といわれている。この平屋では、どこまでも続く田園風景と水墨画のような山の景色を堪能することができる。歩調を緩めて、建物と自然が織りなすリズムを感じてみよう。正午の太陽の下でも、室内に座っていても、風の流れを感じることができる。大きな窓は太陽の光を通すため、室内は明るく、暖かい。整った間取り、建物の中にある四角形の庭、桃色に咲くプルメリア…四季折々の表情を見せてくれる美しい家だ。 人間本位でありながら自然との共存を体現した家 8年かけて建てられた壮囲張宅。人間本位でありながら、自然と一体化している建物だ。現地の人や文化にも溶け込んでいる。「私たちの家は上から見ると『回家(家へ帰る)』の『回』の形になっています。家という概念を中心に据えて建てました。これが私たちが求めていたものです」理想を実現させるために張さんは8年も待った。設計から建築まで、信じて、待ち続け、やっと手に入れたとっておきの家だ。 高校卒業後、美容師業界で働いた張さん。家計のためにより良い待遇を求めて宜蘭から台北へ。そして人生のパートナーとなる藍さんに出会った。2人は貯金して、宜蘭に家を建てることを決めた。しかし不幸なことに、藍さんは事故でこの世を去ってしまった。彼女の温もりだけはこの家に残されている。張さんは言う。この土地は藍さんが買ったもの。だから何があっても、藍さんの夢を守り、実現させるのだと。 幸せとは本当はシンプルなもの この家には部屋が4つある。張さんの家族が暮らしていた部屋と同じ名前が付けられており、それぞれ、主寝室、母の部屋、長女の部屋、次女の部屋、客間と呼ばれている。どの部屋にもシンプルさの中に、温かみがある。この家で張さんは家族と10年暮らしたのち、この喜びをより多くの人に知ってもらおうと考えた。自分たちと同じように、居間や中庭で互いの生活について語り合ってほしいというのが張さんの願いだ。 朝、大きな食卓には中華式の家庭料理が並べられている。自家栽培の季節の野菜や果物が使われているという。朝食が済んだら、建物の前に広がる芝生でくつろぎながら、空気の中に漂う稲の香りを吸い込もう。午後は家の中で読書を楽しむのもいいだろう。そして、夕方。屋根の上に登ってどこまでも続く大自然が織りなす景色を眺めよう。遠くの方へ沈んでいく黄金色の夕焼けとオレンジ色に染まる雲。それらが田畑に落とす光と影。一日で最も美しい時間帯だ。太陽に空気と水、そして緑が人間には必要だというが、ここに来て気が付く。目と心を開いた状態にしさえすれば、これらはすべて一度に手に入れられるものなのだと。

〒: 宜蘭県壯圍鄉過嶺村過嶺路1巷36号
预约号码: 03-9307565
ファックス号码: -
オフィシャルサイト: -
総客室数: 4部屋
宿泊料金: NT$4,000~NT$6,200
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